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新日本プロレスの全国中継は視聴率2.0% 地上波は追い風か、数字の壁か

テレビ朝日が10月12日に全国放送した新日本プロレス両国大会の中継は、世帯視聴率2.0%、個人1.0%でした。今年3回目の全国放送です。地上波での露出を人気回復につなげたい立場と、回を追うごとに下がる数字を厳しく見る立場の見方をまとめました。

両国国技館の外観
両国国技館(東京都墨田区)写真:江戸村のとくぞう / Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)

この記事のポイント

  • テレビ朝日は10月12日午後11時15分から、新日本プロレス両国国技館大会の中継を全国放送しました。視聴率は世帯2.0%、個人1.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)でした。
  • 今年の全国放送は3回目です。1月4日の東京ドーム大会(棚橋弘至選手の引退試合)は世帯5.2%、6月14日の大阪城ホール大会は2.8%で、回を追うごとに下がっています。
  • テレビ朝日は今年6月末、新日本プロレスを連結子会社にしました。社長の棚橋弘至氏は、テレビ朝日の力も借りて選手を有名にし、団体の価値を高めたいとしています。
  • 会場の両国国技館には6422人が集まり、10月の両国大会としてはコロナ禍以降で最多でした。

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※ 統計的な世論調査ではありません。

① 何が起きているのか

今年の全国放送と視聴率

放送日 大会 放送開始 世帯 個人
1月4日 東京ドーム(棚橋選手の引退試合など) 午後10時15分 5.2% 2.9%
6月14日 大阪城ホール 午後10時15分 2.8% 1.4%
10月12日 両国国技館 午後11時15分 2.0% 1.0%

※関東地区、ビデオリサーチ調べ

10月の両国大会の観衆

年 観衆
2019年 9572人
2023年 5002人
2024年 6211人
2025年 5372人
2026年 6422人

② それぞれの意見

各立場の主な主張を、元の発言や記事をもとに、当サイトがわかりやすくまとめています。

期待派の意見

  1. テレビ朝日の支えを受けて選手を有名にすることで、団体の価値と収益を高め、ファンにも還元できます。今年はプライムタイムの全国ネットで大会を放送してもらえたことに感謝しています(棚橋弘至・新日本プロレス社長、7月の新体制発足時のコメント)。

  2. 全国放送を続けている今年、会場の動員は伸びています。10月の両国大会の観衆は6422人で、2023年の5002人、2025年の5372人を上回り、コロナ禍以降で最多となりました。

  3. 今回の放送は午後11時15分からと、1月と6月(午後10時15分から)より1時間遅い時間帯でした。放送したのは、元柔道五輪金メダリストのウルフアロン選手の王座戦など3試合です。視聴率は関東地区の数字で、時間帯の違いもあり、単純には比べられません。

慎重・懐疑派の意見

  1. 全国放送の世帯視聴率は、1月の5.2%から6月は2.8%、10月は2.0%と、回を追うごとに下がっています。個人視聴率も2.9%、1.4%、1.0%と下がり続けています。

  2. 6月の大阪城大会の前には、1月の数字を上回れば放送時間の「格上げ」も期待されると報じられていましたが、結果はその目安を下回りました。その後の両国大会の中継は、放送開始が1時間遅くなっています。

  3. 1月の東京ドーム大会は、棚橋選手の引退試合と、ウルフアロン選手のデビュー戦という話題性の高い大会でした。そうした特別な話題がない大会で、どこまで視聴者を集められるかが問われています。

背景を読む:それぞれの思惑

ここからは編集部の見立て(推測)です。裏付けはありませんが、推測のもとにした事実には出典を付けています。

テレビ朝日・新日本プロレス

なぜ数字が下がっても全国放送を続けるのか

推測テレビ朝日は新日本プロレスを子会社にしたばかりで、自社のコンテンツとして長い目で育てる立場にあります。視聴率だけでなく、選手の知名度や会場への動員、配信の会員獲得などを合わせて効果を見ているとみられます。今後の全国放送の回数や時間帯が、その評価を映すことになりそうです。

推測のもとにした事実

世の中の声

SNSの反応

慎重・懐疑寄りの声

  • 今どきの視聴率の事情もあるのだろうが、回を追うごとに下がっているのはよくないと思う

集め方:X(旧Twitter)で「新日本プロレス 視聴率」(いいね10件以上)と、「新日本 OR プロレス」×「地上波 OR 全国放送」(いいね5件以上)で検索し、2026年10月12日〜14日の日本語投稿を確認しました。報道や番組の告知を紹介する投稿が中心で、意見を述べた投稿は少数でした
無作為に抽出したものではなく、世論を代表するものではありません。
「共感」の数は当サイト読者の反応で、世論調査ではありません。1つの声につき1回押せて、もう一度押すと取り消せます。

③ ポイント整理

意見が一致している点

  • 地上波の全国放送は、プロレスを知らない人に届く貴重な機会であること
  • 選手の知名度を上げることが、団体の成長に欠かせないこと

意見が分かれている点

  • 視聴率2.0%という数字を、どう評価するか
  • 視聴率以外の効果(会場の動員や配信の会員など)を、どこまで重く見るか

今後の注目点

  • 次の全国放送があるか、あれば時間帯はどうなるか
  • 来年1月4日の東京ドーム大会の中継と視聴率
  • 会場の動員や配信の会員数の推移

地上波の全国放送が新しいファンを呼ぶ機会だという点では、見方は一致しています。分かれているのは、2.0%という数字の受け止め方です。 期待派は、時間帯の違いや会場の動員の伸びを挙げ、長い目で見るべきだと考えます。慎重・懐疑派は、回を追うごとに下がる数字に、話題性に頼らない人気づくりの難しさを見ています。

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※ 記事を読んだ方が自由に答える読者アンケートで、統計的な世論調査ではありません。当サイトとしての賛否を示すものでもありません。

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